
Meta(Facebook)広告でリーチを上げる方法は?インプレッションとの違いや確認方法を解説
2025/07/28 WEB広告「Meta広告でリーチを上げるにはどうしたらいい?」とお悩みの方もいるでしょう。
リーチとは、広告を見た人数のことで、広告が幅広くユーザーへ届いているかどうかを測る指標です。
リーチを上げるためには、配信設定を適切な見直しが効果的です。
この記事では、Meta広告でリーチを上げる方法を詳しく紹介します。
リーチについて正しく把握し、数字を増やすための参考にしてみてください。
目次
Meta(Facebook)広告のリーチとは?
Meta広告のリーチとは、ページのコンテンツやコンテンツの広告を表示したユーザー数のことをいいます。
そのため、同じユーザーが複数回広告を見たとしてもリーチは1とカウントし、広告の「幅広さ」を測る重要な指標です。
リーチを増やすことで、ブランドやサービスを新たなユーザー層に認知してもらうチャンスが広がります。
特に、新しい商品やサービスの告知、ブランドの認知度向上を目的とする場合には欠かせないデータといえるでしょう。
インプレッションとの違い
リーチと似ている概念に、「インプレッション」がありますが、インプレッションは広告がユーザーに表示された回数を意味します。
つまり、同じユーザーが5回広告を閲覧したとすると、インプレッションは5となります。
リーチは広告の「到達範囲」を、インプレッションは「表示頻度」を表す数値です。
リーチは新規層の獲得や認知度向上に、インプレッションは既存層への反復効果に注目する際に役立つでしょう。
どんなシーンで見るべき指標?
広告がターゲットに届いているかどうかをチェックするのに、リーチ数を確認することは有効です。
また、リーチ数を把握することで、ユーザーに対してどれくらいの人数が広告にアクセスしたかを割り出すこともできます。
そのため、マーケティング活動のためには欠かせない数字と言えるでしょう。
必要に応じて配信戦略を見直す判断材料とすることができます。
Meta(Facebook)広告のリーチを確認する方法は?
リーチ数はどのように調べれば良いのでしょうか。
Meta広告のリーチを確認するには、二つの方法があります。
①Meta広告マネージャから確認する
②Metaページのインサイトから確認する
確認方法を詳しく見ていきましょう。
確認方法①Meta(Facebook)広告マネージャ
広告マネージャとは、「Facebookページ」「Facebook広告」「Instagram広告」等のデータを一括で管理できるツールのことです。
Meta広告を運用するためには必須のツールといえます。
Meta広告マネージャからリーチ数を確認する方法は、以下のとおりです。
- 左メニューの中から「パフォーマンス」を選択する
- リーチにチェックを入れる
- 右下の「実行」を選び管理画面へと戻る
管理画面に戻ると、リーチ数を確認できるようになります。
確認方法②Meta(Facebook)ページのインサイト
投稿ごとのリーチをインサイトから確認する方法は以下の通りです。
モバイルサイトとパソコンサイトでは確認方法が異なるため、注意してください。
モバイルサイトの場合
- 管理ページを表示する
- ページ上部のタブの中から「インサイト」を選択する
- ページをスクロールし、「投稿」を表示させる
- 投稿の右部分の上段にリーチが表示される
パソコンサイトの場合
- Meta Business Suiteを表示
- メニューから「コンテンツ」を選択する
- 左側メニューの「投稿とリール動画」を選択する
- 投稿一覧が表示され、真ん中列あたりにリーチが表示される
- リーチが表示されない場合は、画面右上の「列」ボタンをクリックして「リーチ」にチェックを入れると表示される
Meta(Facebook)広告のリーチを上げるメリット
Meta広告のリーチを拡大することで、以下のような効果が期待できます。
- ブランド認知度の向上につながる
- 広告が届くユーザーの数を増加させる
広告配信では、まずできるだけ多くの人に広告を見てもらうことが重要です。
リーチを高めることで、投稿や広告が広くユーザーに届きやすくなります。
特に、広告配信を始めたばかりの段階や、商品・サービスを認知してもらう必要がある場合には、リーチ数を意識することが効果的です。
Meta(Facebook)広告でリーチを上げるための方法3つ
Meta広告のリーチを上げて広くユーザーへ広告を届けるにはどうしたら良いのでしょうか。
リーチを上げるための方法は次のとおりです。
- 動画広告を配信する
- キャンペーンの目的で「リーチ」を選択する
- 配信設定が適切か確認する
それぞれの方法について詳しく確認していきましょう。
1.動画広告を配信する
動画広告を頻回にアップするのもリーチを増加させるための一つの方法です。
動画広告はフィードだけでなく、Facebook Watchにも表示されるため、表示箇所が増えます。
また、動画コンテンツの視聴率が近年上昇していることから、静止画よりも高いエンゲージメントが期待できるでしょう。
動画コンテンツは、始めの数秒でユーザーの興味を引けるかどうかがポイントです。
ターゲットに合った質の高い動画広告を作成することで、さらに効率的にリーチを拡大できるでしょう。
2.キャンペーンの目的で「リーチ」を選択する
キャンペーンを作成する際、目的で「リーチ」を選択しましょう。
リーチを選択することで、自動的に幅広いユーザーに投稿を届ける設定となります。
この目的を選んだ広告では、ターゲティングや表示頻度の設定も可能です。
特にターゲティング機能が優れており、年齢や性別といった基本的な属性だけでなく、ユーザーの好みや趣味、行動など非常に細かい条件まで指定できるのが特徴です。
3.配信設定が適切か確認する
配信の設定が適切であるかどうか確認しましょう。
広告セットの編集画面で、ターゲットなどを見直します。
ターゲット設定については、オーディエンスの設定部分に「オーディエンスが定義されました。」と表示される範囲で設定すると良いでしょう。
オーディエンスの広さや潜在リーチ数、一日の推定リーチ数などを確認し、ターゲットが広すぎないかどうかチェックしてみてください。
ターゲットが広すぎると、効果的に配信されません。
一方で、ターゲットを絞りすぎると、配信されなくなってしまう可能性があるため、注意が必要です。
まとめ
リーチを高めることは、ブランド認知度の向上や広告を届けるユーザー数の増加に直結します。
Meta広告において、リーチは重要な指標の一つであり、まず広告を多くの人に見てもらうことが成功の第一歩です。
広告の目的に応じてリーチ数を伸ばす施策を積極的に取り入れてみましょう。
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