ウェブ広告で顧客層を拡大:弁理士法人白坂様の広告運用支援事例

弁理士法人 白坂様

今回お話しいただいたお客様

白坂様
創業者 弁理士 白坂 一様
大手日本メーカーの知財部、特許事務所勤務などを経て、2011年に白坂国際特許事務所(現 特許業務法 白坂)を創業。現在は株式会社AI Samurai 代表取締役社長、株式会社幸和製作所 社外取締役も務める傍ら、弁理士法人白坂の創業弁理士として、弁理士業務や、ラジオ・YouTubeなどでの発信活動も行う。著書に『特許3.0 AI活用で知財強国に』など。

 

弁理士法人白坂様の事業内容を簡単に教えてください。

白坂様:弁理士法人として、知的財産に関する業務を行っています。具体的には、技術を守る「特許」、物のデザインを守る「意匠権」、ブランドを守る「商標権」の手続きを特許庁に行い、権利を取得する仕事をしています。 特許庁と発明者の間を代理する代理業務を行っています。

特許庁への手続きの代理業務に加え、近年では、お客様が権利を侵害された場合や、お客様が他社の権利を侵害してしまった場合のサポート業務も行っています。

 

ご依頼前に抱えていた課題を教えてください。

白坂様:当事務所の既存クライアントは大企業やベンチャー企業の社長が多かったため、顧客層が限られており、新しい層へのアプローチが必要でした。 また、業界では広告を出す弁理士が増えてきており、自身も試してみたいと考えていました。 その一方で、これまでは自分たちは弁理士業務や他事業に注力していたため、マーケティングや広告の経験が不足していました。

 

その課題に対して、ハリキリを選んだ理由は?

白坂様:知り合いの経営者にその課題を話したところ、ハリキリさんを紹介してもらったことがきっかけです。非常に良い会社だと紹介され信頼できると思い、依頼することに決めました。プロとして広告運用を行う会社に依頼することで、どのような結果が得られるのかを知りたいという思いもありました。

実際にご依頼いただいた業務の内容を教えてください。

白坂様:生成AIのChatGPTを活用して簡単・低価格・最短で商標出願ができる「商標スピード出願」のウェブ広告出稿、特にリスティング広告の運用をお願いしました。

 

実際の成果と、仕事に対しての感想を聞かせてください。

広告開始後すぐに問い合わせが大幅アップ

白坂様:広告を始めてからすぐに効果が出て、月に3~4件だった問い合わせが月30件程度に増加しました。これには非常に驚きました。また、これまで当事務所のメイン顧客層であった大手企業やベンチャー企業の社長だけでなく、個人事業主や中小企業経営者といった新たな顧客層からの問い合わせも増えました。想定以上の反響で対応する弁理士から止めてくれと悲鳴が上がったため、最初は広告予算を抑えて運用してもらうほどでした。

白坂様:また、広告のことだけではなく、成果を上げるために当社側で実施すべき改善施策なども提案を頂けています。具体的には、ランディングページのボタンの変更、フォーム送信後の予約画面への誘導、入力必須項目の調整など、ウェブサイト側の細かい改善施策も提案していただきました。

今中(ハリキリ):問い合わせ数を増やすことはもちろん、その後の成約率を上げることも重要ですので、ウェブサイト全体の導線設計や改善提案も積極的に行いました。たとえば、フォーム送信後にスムーズに予約画面へ遷移できるようにしたり 、 ユーザーがストレスなく情報を得て、行動に移せるよう、さまざまな工夫を凝らしました。

白坂様:細かい部分ですが、住所入力のタイミングを問い合わせ後にするだけでも、ユーザーの心理的な負担が軽減されますよね 。そういった細かい配慮が、結果的に多くの問い合わせや契約に繋がっていると感じています。

 

広告運用は生き物。成果が落ちた時の対応も大事

白坂様:また、成果が一時的に落ち込んだ際には、予算の調整や、ランディングページの構成や内容の変更、広告文の修正など、スピーディーに対応していただいています。広告を出すまでは、ウェブ広告は設定したらそれで終わりだと思っていましたが、実際にやってみると、まるで「生き物」のようなものだと感じるようになりました。

今中(ハリキリ):広告運用は、ただ設定して放置するものではなく、市場環境に応じて常に改善が必要です。白坂様のビジネスの状況や競合の動向に合わせて、柔軟に調整を進めました。

白坂様:おかげで、問い合わせ数の回復だけでなく、以前より効率的な運用が実現しました。また、問い合わせが増えすぎて対応が追いつかなくなったため、対応する弁理士の体制や内容なども工夫し、効率化を図りました。こうして現在は、より多くの方に商標スピード出願のサービスをご利用いただけるようになっています。

 

今後の目標や展望を教えてください。

白坂様:AIを活用したサービスをさらに発展させ、より多くの人々に利用してもらえるようにしたいと考えています。

特に、特許関連の手続きにもAIを活用することで、従来よりも安く、かつ迅速にサービスを提供できるようにしたいと考えています。このようなサービスであれば、広告との相性も良く、さらに多くの方にご利用いただけると期待しています。

他の企業にハリキリを紹介するとしたら?

白坂様:正直なことを言うと、同業者の弁理士には紹介したくないですが、税理士や弁護士など、士業の方に紹介したいです。 特に、税理士は、価格競争が激しいため、広告出稿の効果が高いと考えられます。 弁護士は、離婚や交通事故など、多くの人が抱える問題を扱うため、広告によって、より多くの人にサービスを周知できる可能性があります。

また、対応のスピードも速く、BtoBビジネスへの理解もあるので、SaaSなどの製品を提供するIT系の企業や、スタートアップ企業にもおすすめです。

さいごに

ハリキリでは、Google広告(リスティング広告・ディスプレイ広告)、Meta広告(旧Facebook広告)などを中心としたWeb広告の運用代行サービスを提供しています。今回の弁理士法人白坂様の事例のように、弁護士や税理士など士業事務所様からのご相談も受け付けております。

アカウント診断サービスも行っておりますので、ご興味があれば、お気軽にご相談ください。