
リード数が50倍に!サイト経由での顧客ゼロから1,000社の成約を目指すまで
今回お話しいただいたお客様
CLINKS株式会社
「AI DRIVEN COMPANY(AIドリブンカンパニー)」を掲げ、ナレフルチャットを始めとする生成AIツールやクラウド勤怠管理システム等の自社製品開発、スマホアプリ、Webシステム、インフラ等の受託開発、およびITエンジニアの育成・派遣を事業として営んでいる企業。

常務取締役 高野拓郎さま
ナレフルチャットの事業及び開発責任者。方針決定や予算配分等の舵取りを担当している。実際に開発を行ったり、サービス運営、マーケティングの管理などが日々の業務。
広報部課長 高橋都希子さま
CLINKSの広報とナレフルチャットのマーケティング実務を担当。比較サイト管理やデータ管理、導入事例インタビューの対応、セミナーの投影資料の作成など幅広い業務を行う。
生成AIのはじめの一歩となる法人向け製品

-ナレフルチャットとはどのような製品なのでしょうか
高野:ナレフルチャットは法人向けの生成AIチャットサービスです。主にテキストや画像、イラストを生成する目的を想定しており、ChatGPTをイメージすると近いと思います。これまで生成AIを使ったことがない、AIを業務に活用してみたいけれど何から始めたら良いかわからないといった企業様が気軽に導入できるのが特徴です。
ポイントとしては大きく3つあって、1つは専門的な知識がなくても自動的に最適なプロンプト(AIへの指示文)を生成してくれる機能。これは特許を取得しているので当社だけの強みになっています。2つ目は企業内で活用のノウハウを共有しやすい作りにしてあること。最後が費用面で、どれだけ社内の使用人数が増えても月額4万円(基本料金のみでオプションをつけない場合)で使えるのは導入のしやすさにつながっています。実際に社内でどれくらいの人数が使うのか読めないという企業様も多いので、何人使用しても料金が変わらないナレフルチャットは高い評価をいただいております。
→ナレフルチャットが気になる方はこちら
-導入企業はどのようなニーズがあるのでしょうか
高野:明確にこれをやりたいというよりは「生成AIを使いたい、使わないとダメなのではないか」という興味から入る企業様が多いです。世の中が生成AI導入に動いている中、やらないとおいていかれてしまう危機意識が背景にあると感じています。他には社内データを有効活用したいというニーズもあります。具体的には、過去の問い合わせデータや社内規則をチャットボットが参照して回答するようなツールをナレフルチャットを活用して作りたいといったご相談をいただくことがあります。
単なる広告運用にとどまらず、事業のスケールに向けて伴走してほしかった

-ナレフルチャットをマーケティングするにあたってはどのような課題がありましたか
高野:ナレフルチャットは元々社内向けツールとして作っていましたが、お客様に雑談の中で話したところ反応が良かったので製品化したものなんです。だから、元々マーケティング戦略もなかったですし、製品紹介動画もランディングページも何もない状態からスタートしました。
高橋:私が社内で広報を担当しておりマーケティング施策に関するなんとなくの知識はあったので、見様見真似でプレスリリースを打ったり、Googleリスティング広告を出したりするところから始めました。ところが、クリックはされてもリード獲得単価10万円くらいかかっている上に成約にならない。これには頭を抱えました。
高野:営業の手売りは非常に成果が出ていて、提案にいくと6割くらいの受注率でした。2024年の10月にリリースして2ヶ月で20件ほど成約していたんですが、全部営業の手売りによるものです。ただ、手売りで回るにはリソースの限界があるので、なんとかウェブでの問い合わせからの受注に繋げたいという思いがありました。ローンチ当初2025年度末までに1,000件という目標を掲げていたので、このままのペースだと間に合わないという焦りもありました。
-外部にマーケティングを依頼する上で、パートナー選びの基準はありましたか
高野:細かく要件を決めていたわけではありませんが、いわゆる「広告代理店」ではなく、ちゃんとパートナーとして一緒にこのサービスを大きくしてくれるところにお願いしたいと考えていました。単にリスティング広告の運用をしてもらいたいのではなく、将来的には3,000件を目指す上での提案をしてほしかったんです。たまたま知り合いからハリキリをご紹介いただいて相談したところ、そこに対する地に足のついた計画をご提案いただいたので、お願いすることに決めました。
今中:最初はアドバイザーとして隔週での打ち合わせをさせていただくプランをご提案しましたが、高野さんから「もっとガッツリ入ってほしい。ナレフルチャットを早くスケールさせたい」という反応をいただいたので、CLINKS様用の伴走プランで目標件数達成に向けてご支援することに決まりました。
戦略と繋ぎ合わせて施策を実行。チームの一員として支援

-どのような施策を行ったのか教えてください
今中:序盤はスピーディーに成果が出やすい施策を優先的に進めていきました。まずはGoogleリスティング広告の改善や比較サイトへの掲載から始めて、2ヶ月目くらいからは展示会への出展準備、SEO、ホワイトぺーパー、CRM・SFA導入、メルマガ配信、セミナー開催などの施策も順次動かしていきました。当社はコンサルティングと広告代理業をやっている会社なので、戦略と繋ぎ合わせて広告施策の実行までできるのは強みだと思います。
高野:私は感覚で仕事をするタイプですが、今中さんは逆で「地に足のついたところから状況を整理しましょう」と言ってくれました。今おっしゃったような施策をどのようなステップでやるかも提案してくれて、現状ナレフルチャットに関する施策は全部今中さん発案でスタートしています。
高橋:私は実務を担当しているので、展示会やセミナーが始まってからはハリキリと一緒にやる業務が増えました。毎週ミーティングもしてますし、私や高野以外でも社内でハリキリに関わる関係者は多いです。今中さんは空気の作り方がうまくて、他社の方というよりは、本当にチームの仲間みたいな形で頼らせてもらっています。
今中:ありがとうございます。チームとして巻き込んでいただいているのが、成果を出せる大きな要因だと思っています。社員の皆さんに間接的に伝えるのと、私がミーティングに参加して直接伝えるのとでは、動きやすさも違うはずです。また、極力具体化して提案することも大切にしています。例えばバナーだったら、言葉で抽象的に伝えるよりも、画像で見せてここにこの文言を置きましょうと伝えるとか。
高野:地味に助かっているのは、これまで私たちが作っていた広告のクリエイティブを全部ハリキリに任せられるようになったこと。製品担当のデザイナーが業務の余裕があるときに作っていたので一つのバナーを作るのに2週間くらいかかっていたんですが、巻き取ってもらって楽になりましたし、スピードも上がりました。
ハリキリが関わってからリード数が50倍に!成約件数目標を大幅上方修正

-ハリキリの支援によってマーケティング面で出た成果を教えてください
高野:広告運用を自社でやっていた時はリード1件の獲得単価が10万円まで達していたのが、ハリキリの支援以降は半分以下にまで下がり、月間の獲得リード数は約半年で50倍以上に伸びました。ウェブ経由での成約数も大幅に増えているので、広告予算も当初の数十万円から10倍以上に増やしました。
予算を増やすと関係ない問い合わせも増えて、どこかで頭打ちになるかもという懸念があったんですが、今の所それも起きていません。商談化率や受注率まで見ながら結果の出やすいところに予算を合わせてくれて、それでちゃんと結果がついてきてるのはありがたいです。
今中:CLINKS様の場合、コンサルティング・広告運用・HubSpotの活用をセットでやらせていただいているので、より成果が出やすいと思っています。「サイトをこういうふうに変えましょう」みたいなことも毎週のミーティングで話しているので、提案してから実行までが早いんです。BtoBの場合は広告運用だけで効果を上げ続けるのに限界があるので、当社が施策をセットでやりつつ、CLINKS様サイドでもスピーディーに動いてもらえているのが成果が出ている理由だと思います。
高橋:私たちは広告に関する専門知識がないので、「予算を10倍にしたい」とはなかなか社内で言えないんですが、専門家であるハリキリが関わってくれたことで大胆な予算組みができるようになり成果につながっていると感じています。任せてよかったです。
高野:ハリキリにご支援いただいて、当初考えていた目標を上方修正することができました。さらに高い目標に向けて、ハリキリには継続的にアイデアをご提案いただいています。生成AIツールは今後1〜2年が勝負の時期だと考えており、5年後には競合他社は現在の1/5程度まで淘汰されると予測しています。このような環境で勝ち残るためには、早期に市場シェアを獲得しておきたい。当初の予想を大きく上回る目標設定が可能になったのは、ハリキリのおかげだと実感しています。
当社は昨年コーポレートメッセージを「AI DRIVEN COMPANY(AIドリブンカンパニー)」に変え、AIを中核にしていく会社になりました。生成AIといえばCLINKS、ナレフルチャットとなるように、今後もハリキリには当社と同じスピード感で伴走いただきたいと思います。
ハリキリなら一緒にサービスやプロダクトを成長させてくれる

-ハリキリはどのような企業におすすめですか
高野:自社のマーケティングチームがなかったり、まだ小さいところは、ハリキリに全部お願いするのが良いと思います。マーケティングのプロに頼むことで得られることもありますし、一緒にサービスやプロダクトを成長させてくれる姿勢が素晴らしいです。また、ハリキリが提案してくれた施策を社内で実行するスピード感と、いろんな部署の担当者を巻き込んで自分ごとにするような取り組み、協業体制みたいなものが組めるとより成果が出やすいとも感じます。
高橋:私もマーケティングの知識がない企業にはハリキリをおすすめしたいです。実務的な内容に関してもすごく親身になって教えてくれるので、自分の中の引き出しがどんどん増えていくのを実感しています。社内から他のプロダクトの施策をお願いされた時に、「ナレフルチャットで比較サイトをやっていたから、こっちでも試してみよう」「展示会への出展を提案しよう」と他でも使える知識が蓄積できるのは、深く関わってくれるハリキリならではだと思います。
広告代理店ではなく伴走パートナーがほしいなら
ハリキリでは、BtoBマーケティングのコンサルティング、および実行支援サービスを提供しています。今回ご紹介したCLINKS様(ナレフルチャット)の事例のように、新規事業の立ち上げ~拡大フェーズで、マーケティング戦略から複数施策の連携までを一貫してお任せいただき、成果につなげた実績が多数ございます。
打合せ主体のアドバイザーから、ワンチームで取り組む伴走支援までご要望に応じたプランをご提案できます。ご興味があれば、お気軽にご相談ください。
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